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  • 執筆者の写真web担

KQC Times 2019年11月号

更新日:2023年5月12日

 

 皆さんこんにちは。とっても遅くなりました。申し訳ありません。

 11月の終わり頃から本格的に寒くなってきましたね。今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いそうなので、皆さんくれぐれも体調にはお気を付けください……。


 11月には温泉合宿がありました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。34期が運営する初めての合宿、楽しんでいただけましたでしょうか。

 私は途帰りしてしまったので、温泉合宿にも関わらず温泉に行けず噂に聞いていたトトロにもお会いできなかったのですが、後日皆さんがアルバムに載せてくれた写真を見て、楽しそうだなあ( ˘ω˘ )と思っていました。

 今年度はカメラが趣味の方々がいらっしゃることもあり、アルバムがと…っても充実していて本当にありがたいです。皆さんいつもありがとうございます……!ナチュラルな写真もカメラを向けられてポーズをとった写真も、どちらも良さがありますよね。写真で思い出を残すのっていいなあとつくづく思います。


 12月の定例射会、後期連合射会に参加された皆さん、お疲れさまでした。

 どちらも多くの方が参加してくださり、また楽しんでいただけたようで、執行代の一人として勝手に嬉しく思っていました。gggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggghhhhhhhhhhhhhhhhhhんんんんんんんん これは今家の猫がキーボードの上を通っていったせいで打たれてしまったのですが、せっかくなので消さずに載せたいと思います。猫は何をしても可愛いです🐈

 

 さて、 今回のKQC Timesは、少し前のLINEの名前の意味が気になる…と囁かれていた小島くんと、石井さんの高校の同級生で、石井さんとは全然キャラが違うようでやっぱり似た部分のある大川さんにコラムを書いていただきました。

 ちなみにせっかくなので小島くんのSPDの意味をお聞きしたところ、「80年代のゲームセンターのゲームをよく遊ぶんですが、そのランキングはほぼアルファベット3文字しか入れられないのでそれに合わせたハンネです〜 深い意味はないです…」とのことでした。誰かの疑問を晴らせたら嬉しいです(?)。


  それでは11月号のスタートです。


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【トピック】


・12月の予定

・コラム1:小島より

・コラム2:大川より

・2019年度後期総会の出欠連絡について

・園遊会のお知らせ

・写真掲載に関して


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《12月の予定》


1日(日) 定例射会

7日(土) 夜練

8日(日) 後期連合射会

14日(土) 夜練

15日(日) 遠的練@綾瀬(17:00-21:00)

21日(土) 後期総会&クリコン

22日(日) 遠的練@綾瀬(13:00-17:00)

28日(土) 夜練


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《コラム1:小島より》


こんにちは!理工学部情報工学科2年の無職の小島です。ついこの前まで夏だったのに急に冷え込んで一気に冬になりましたね、そのせいか最近は家族揃って体調があまりすぐれず、ティッシュの箱が一日一箱のペースで消費されています。


 サークルの方は最近はあまり活動に参加できておらず、二年も後半になったというのに最初の夏合宿以降あまり上達が見られないのが悔しいところです。バイトも流石に今年もやらないのはまずいと思ったので採点のバイトを始めたのですがこれがあまりに割に合わず、1時間画面に張り付いて2秒間に1問程度の採点をしていってもたったの200円程度にしかならないという最悪のコスパです。ついでにいつでも採点する答案があるわけではなく、一か月中に3~5日程度しか採点に参加できる時間がありません。そのせいで先月の月給は1000円でした(笑)


 流石にだらけ過ぎだと自分でも思うのですが、今学期は実験もあり、実験→レポート完成→すぐ実験のループにはまってしまってあまり時間が無いので厳しいのです(他の理工学部生もそこは同じなのですが)。それと今年から始めた競技プログラミング(競プロ)という競技にどっぷりとはまってしまい、空いた時間は全て競プロにつぎ込んでしまっているせいもあって、自分が5桁の月給をもらうのはまだ当分先になりそうです。


 さて、他に書く話題も見つからないので最近嵌っている競プロについて書いてみようと思います。この競技は簡単に言えば数学の問題をプログラミングで解くというものです。このように説明すると大体の人は「超つまらなそう」と思うのですが最初は自分もまさにそれでした。慶應の理工学部には有志が集まって作った競プロ会があり、毎週木曜日放課後に藤山記念館のPCルームに集まってプログラミングコンテスト(問題の早解き大会)をしています。今年の4月、去年のクラスメイトのI君に「今年からプログラミングの授業もあるし折角だから一緒に参加してみない?」と誘われしぶしぶその会に参加したのがすべての始まりでした。高校の頃コンピュータ部でいくつかのソフトを作っていた自分にとって、何のソフトも完成しない競技プログラミングは「超つまらなそう」なものとして映っていました。心のどこかで競技プログラミングをなめていたのもあったのでしょう。今年最初の競プロ会のコンテストでI君に「昔からプログラミングやってるから上位目指すわ~」と言っていた自分は見事に叩きのめされてしまいました。結果は5問中1問正解で51人中44位、あまりにショックで、問題について前の方でMさん(かなり強い方)が解説をしてるのも無視でそのまま帰路についてしまいました。

 次に競プロに触れることになったのは1か月後の5月の末の事こと、高校の頃の部活の後輩がAtcoderという競プロサイトで行われる週1回のコンテストに参加し始めたと聞き、折角だから一緒に参加してみようと思ったのでした。結果は5198人中4324位と散々なものでしたが、解けそうで解けない問題が多く悔しくてそこから本気で競プロに取り組む生活が始まりました。

 ところで、Atcoderには色というシステムがあり、コンテストの成績に応じて実力がランク分けされます。

具体的には下から順に

灰(初心者)

茶(基本的なことはできる、学生なら凄め,上位50%)

緑(一般的なエンジニア,上位30%)

水(優秀なエンジニア,上位15%)

青(一般IT企業に一人いるかどうかのレベル,上位7%)

黄(超上級者,上位3%)

橙(日本でトップクラス,上位1%)

赤(世界でトップクラス,上位0.3%)

銀(30人しかいない)

金(10人しかいない、日本人は1人)

といったかんじです。

当時の自分にとっての課題はまず灰色を脱出することで、ひたすらコンテストの過去問を解いては毎週末のコンテストに参加するようになりました。慶應の競プロ会にも通うようになり、一週間に20問近くの問題を解いていました。こう書くと苦しい修行のように思われてしまうかもしれませんが、実際は「あと一問だけ…」といって気が付けば朝日が昇っていることもあったぐらい楽しんでいました。きついコードの記述よりも閃きが重視される問題が多く、パズルのような感覚で解き進めていけるのが大きな要因だったと思います。折角なのでプログラミングが不要なように改題した実際の問題を載せておきます。結構難しいです。(答えは最後)


〇クイズ


1からNまでの数字が並び替えられた数列があります。あなたは以下の(1),(2),(3)に関して二つの操作を好きな順番で何回でも行って数列を小さい順(1,2,3…)にしたいです。必要な最小の金額はいくらでしょう?


操作1. 2つの隣り合う数字を入れ替える。1円かかる。(例: 3,1 → 1,3)

操作2. 3つの連続して隣り合う数字を反転する。無料。(例: 8,5,3 → 3,5,8 )


小問(1) N = 3 数列: 3,2,1

小問(2) N = 6 数列: 6,5,4,3,1,2

小問(3) N = 8 数列: 2,7,6,5,1,8,4,3


 そんなこんなで過去問を100問ほど解いた7月初頭辺りで待望の茶色に上がることが出来、その後もテンポよく緑へとランクを上げていきました。8月半ばごろ、ICPCという3人チームで戦う世界最大規模の大学対抗大会の予選があり、全ての始まりを作ってくれたI君と、同じく去年のクラスメイトのN君と参加することになりました。予選はオンラインで行われ、慶應からは20チームが矢上キャンパスITCから参戦しました。結果は115位/589チームと健闘したものの慶應内では4位で、学内から3チームしかアジア大会に行けないため惜しくも予選敗退となってしまいました。

 その後、悔しさからさらに熱が入り、Atcoderの色も水色へと上がりました。この頃から週末にコンテストと夜練が重なった時はコンテストを優先するようになってしまいました(申し訳ないです)。そしてまだまだ暑く夏が終わりそうもなかった8月末頃、Atcoder上で開催された「第1回日本最強プログラマ学生選手権」の予選で考えられないほどの好調子を発揮ことができ、なんと全国で200人しか参加できない本選への出場権を獲得することが出来ました。


 本戦は9月末新橋の電通ホールで行われました。ホールに到着するや否や電通や日経新聞、yahoo等大手有名企業のスポンサーロゴが掲げてあるのを見てあまりの荘厳さに緊張してしまいました。コンテストが始まっても緊張は抜けず周りの人がキーボードを叩いているのに自分は一問もわからず問題とにらめっこばかり、焦りは更なる焦りを生んで結果は1問正解/8問中で、順位は163位/200人と散々でした。終了後ホールの外で落ち込んでいたところ、すれ違いざまにふと見た名札に慶應の競プロ会でいつも上位に君臨しているMさんの名前が。当時自分はランキング上で名前を見たことがあるだけでどの人がMさんかわかっていなかったのですが、Mさんもこちらの名前を覚えていてくれたようで、その後はコンテストを振り返ったり、他の慶應生の参加者を捜し歩いたりなどして時間を過ごしました。慶應生が6人ほど集まって話していたころ、後ろから突然Atcoder社長のchokudaiさんが話しかけてくださいました。chokudaiさんは慶應のSFC出身で、赤色レベルを持つ非常に強い競技者でもあります。自分たちが慶應生であることを伝えると、「慶應で最近強い人がいないんだよね…君たちがいつかここまで登ってきてねー」と激励の言葉を頂きました。その後の表彰式、表彰台に立つ上位の人々は一度は名前を聞いたことがあるような人ばかりでそんな人たちと同じ舞台で戦ったという事実がいまだ信じられず、優勝者に50万円の賞金が贈られたときはちょっとくらっとするほどでした。その後立食会があり、多くの橙色や赤色の人々と言葉を交わしました。話してみると抜群の思考力を持つ彼らも自分と同じ一人の大学生なんだなーと感じ、安心すると共に自分もいつか追いつこうというモチベを頂きました。

 その後は普段から高難易度の問題にも積極的に取り組むようになり、遂に11月の頭に青色になることが出来ました。今は慶應で現在2人しかいない黄色の3人目を目指して日々問題に取り組んでいます。


 昔から一つのことに熱中すると他のことが全て疎かになる性格で、他の話題に関しては大したものが書けないと思ったので一つの話題についてしっかりと書き込んでみました。長い稚拙な文章を読んでくださった方、ありがとうございます。競プロは簡単な問題ならプログラミングの習得に最適で、緑色程度になっておけば就職にも役に立つので、もし興味がある方がいらっしゃましたら調べてみてください。それでは先程のクイズの答えを書いて終わりたいと思います。


〇解説


操作2は、数列中の二つ離れた数字同士を入れ替えると読み替えることが出来ます。すなわち操作2を用いることで、左から奇数番目同士は無料で自由に入れ替えることが出来ます。同様に偶数番目同士も無料で自由に入れ替えられます。

つまり操作1が必要なのは、「左から奇数番目にある偶数を偶数番目に戻す」または「左から偶数番目にある奇数を奇数番目に戻す」時だけです。「奇数番目にある偶数」と「偶数番目にある奇数」は必ず同じ数あるので、そのような数を数列中で数えて2で割ったものが操作1が必要な回数、すなわち答えです。


〇答え

(1) 0円

(2) 2円 (「奇数番目にある偶数」と「偶数番目にある奇数」は 6,5,4,3の4つです)

(3) 3円


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《コラム2:大川より》


こんにちは!33期無職の大川みつきです。去年の年末に入ったのですが四月以降全然行けていなかったので誰かわからない人も多いかと思います…見かけたらよろしくお願いします。

11月ということで三田祭がありますね。KQCでは温泉合宿があって行きたかったのですがもう一つ入っているサークル(弦音巴といいます)で三田祭に出るので行けません。両方行けたらいいのに、とわがままな事を思っておりますが仕方ないです。温泉合宿に行く方、楽しんできてください!

温泉っていいですよね。住んでいるところは箱根、熱海も比較的近いのですが残念なことにめったに行きません。やっぱりいつでもいけるじゃん!と思っていると結局いつまで経っても行かないのかもしれません。最近は忙しいと温泉行きたいなー、と現実逃避しています。皆さんは旅行したい所ありますか?私がずっと行きたいと思っているのは北海道です。高校の修学旅行で一度行ったのですが北海道はまだまだ行けていないところがたくさんあります。札幌、小樽もいいですが函館に個人的に行きたいです。函館にある観光施設といえば五稜郭ですが、五稜郭は国の特別史跡に指定されていて、江戸幕府によって箱館開港時に箱館奉行所の移転先として造られた稜堡式城郭です。(ウィキペディアより)戊辰戦争終結の地で、五稜郭タワーには土方歳三の銅像があります。「燃えよ剣」を読んで以来新選組が好きで京都に行った時も関連の施設に行ったりしました。あまり語ると引かれそうなので話を戻しますが、五稜郭は現在公園として一般開放されていて、春は桜が綺麗で、冬はイルミネーションをやっているみたいです。北海道なので桜の開花は遅くゴールデンウィークが丁度見頃を迎えるそうです。めちゃくちゃ混んでそうですが行ってみたいですね。今年は箱館戦争終結から150年の節目の年で記念のイベントも色々あったみたいです。

今までコラムというものを書いたことがなくて、どう終わらせたらいいか全くわかりません。文学部なのに文章書くのが下手でぐだぐだになってしまいましたがここまで読んでくださりありがとうございます。また練習でお会いしましょう。


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《2019年度後期総会の出欠連絡について》


こんにちは、内務の沖元です。リマインドです。


慶應義塾大学弓道同好会2019年度後期総会のお知らせです。今年の後期総会は

『12月21日(土)13:00〜日吉キャンパス空き教室』

にて実施致します。

会員は原則として、後期総会に必ず出席するようにお願い致します。もし予定等で出席できない場合は、委任状を提出していただきます。

会員の方は【12月19日(木)】までに、学年・学部学科・氏名・出欠を明記の上、

【】

までお願い致します。

総会をやむを得ず欠席される方は以下の委任状に名前を書き添えた上で、出欠メールと一緒に送信して下さい。委任状の提出なく欠席した場合、弓の貸し出しができなくなる恐れがありますのでご注意下さい。


《注意事項》

・出欠メール及び委任状の提出は、上記メールアドレスにのみ行って下さい。(LINE等で行わないで下さい。)

・総会、本メールに関して質問のある方は日吉代表または内務までご連絡下さい。


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委任状

慶應義塾大学弓道同好会 総代表 谷川茂 殿



私 は諸般の理由により、慶應義塾大学弓道同好会後期総会を欠席させていただきます。


なお、議決権は議長に委任させていただきます。

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《園遊会のお知らせ》


おはようございます☀️31期の加藤珠海です。

早いもので31期の卒業まで4ヶ月を切りました。そこで、4年間お世話になったKQCへの感謝を込めて、今年度も園遊会を開催いたします!!


大学生活での沢山の思い出をくださったKQCのみなさんに感謝の気持ちをお伝えするべく、1人でも多くの方とこの機会にお会いしたいなと思っています。ご都合が許す限り、ぜひご参加ください!!


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【日時】2020年3月13日(金)17時30分~3月14日(土)10時

【場所】鳳明館森川別館(昨年度と同じ)

【参加費】無料


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【園遊会とはなんぞや】

園遊会は朝まで宿泊してゆっくりたっぷり、お話を楽しむことの出来る会です。日帰りでの参加も可能です。また、素泊まりですのでお食事は各自でお済ませください。


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参加連絡も随時受付中です😊

1年生からOB・OGの方々まで、LINE、メール、道場、合宿、飲み会など様々なシーンで受け付けてます!なお、その際には必ず[宿泊]か[日帰り]かをお伝えいただきますようお願い申し上げます。


また、質問などあればお気軽に幹事までご連絡ください!


この園遊会が31期最後の飲み会となります。 お忙しい時期だとは思いますが、31期一同、みなさんのご参加を心よりお待ちしております!!


【園遊会幹事】

加藤珠海


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《写真掲載に関して》


KQCでは、新入生や外部の方々にもKQCの雰囲気を知ってもらうために、Facebookやホームページなどに写真を掲載して公開しております。

 ご自身の写真が掲載されることに抵抗のあるという方や、すでに掲載されている写真のなかで削除を希望するものがあるという方は、お手数ですが細田まで直接、もしくは以下のメールアドレスにご連絡ください。

 写真掲載に関するご意見も同時に募集しております。

(内務:細田)


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KQC Times 11月号

KQC Timesでは、皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。

細田までご連絡ください。

(文責:33期 細田詩織)

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