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就活掲示板

公開·2名のメンバー

「とりあえず」は泡がしんどい 投稿者:諏訪健太

 後輩の皆さんこんにちは。31期の諏訪健太です。遅くなってすみません。「ワイが書けば就活のハードル下がって掲示板に投稿するハードルも下がるやろ」くらいのノリで書くのでお粗末な内容でも許してください笑。



 僕は4月からみずほ総合研究所株式会社にて働くことになりました。混同されがちなのですが、みずほグループには総研系の会社として「みずほ情報総研(以下情報総研)」「みずほ総合研究所(以下みずほ総研)」の2社があります。情報総研はITコンサル、みずほ総研はシンクタンクと捉えてもらえれば大体合っていると思います。みずほ総研は従業員数が300人強しかいないのですが、それはIT部門が情報総研として独立した形で存在しているためです。みずほ総研では「コンサルタント」「研究員」「エコノミスト」の3つの職種別に採用を行っており、僕はエコノミストとして内定を頂きました。経済レポートを書いて投稿したり、偉くなったら講演会をしたり日経新聞に寄稿したりするお仕事です。「お金もらって勉強できるやん」くらいのノリで入社を決めました。真似しないでください。

 以下に選考を受けた企業を載せておきます。うろ覚えなのでもう2,3個くらい受けてた企業があったと思います。


《受けた企業》  ※()内は辞退/総研系はリサーチ・エコノミスト職

【ES・WEBテ・グルディス落ち】アクセンチュア、大和総研、(富士通総研)、(船井総合研究所)

【1次落ち】日本総合研究所

【2次落ち】(みずほ情報総研)

【最終落ち】アビームコンサルティング

【内々定】みずほ総合研究所、(ベイカレントコンサルティング)


なぜ選考を受けた企業がここまで少ないかというと、最初に受けたベイカレントコンサルティングで内々定を頂いて爆死したときの保険ができてしまったことでやる気が消滅したためです。はいクソ~。その後先輩方に話を聞いてベイカレントは合ってなさそうと言われ、プログラミングをかじっていたのでIT業界を覗いてみたり、他のコンサルを適当に受けてみたりしました。「○○○○チュア?ゆーて通るやろ」と気楽に構えていたらグルディスで落とされて萎えました。さらにはニトリのIT部門採用の説明会を聞いたり、プログラミングを学ぶインターンに参加してその紹介でITベンチャーの説明会も聞いたりしました。有名どころの外資コンサルを受けていないのは「アップオアアウト?怖そう」くらいの考えです。はいクソ~。なぜシンクタンクにシフトしたかというと、某志木高の先輩がリサーチ職に内定をもらっていて、面白そうだと思ったからです。こんなテキトーな就職活動でも結果納得のいく企業に内定を頂けたのは、ただただ幸運だったと言う他ありません。



 ここまでの就活反省文は忘れていいので、これから書く内容を頭の片隅に置いておくとどこかで役立つかもしれません。僕が就活で意識して役に立ったことを2点述べます。



 1:情報収集の「視点」と「ソース」

 就職活動において綿密な情報収集が不可欠なことは言うまでもありませんが、ただ闇雲にググったり話を聞いたりするだけでは効果が薄いです。第一に情報収集の際には「マクロ」「ミクロ」の視点を両方持つことが重要です。経済学を学んでいる人にとっては当たり前のことかもしれないので「当たり前やん、つまんな」と思ったら飛ばしてください。マクロの視点においては、業界全体がどのような特徴があるのか、受ける企業はどの立ち位置にあるのか、を把握します。ミクロの視点においては受ける企業そのものの特徴、社風、競合他社との差別化ポイントなどを把握します。僕が面接を受けている限りでは、志望動機を「なぜその業界か」⇒「業界の中でもなぜその分野か」⇒「なぜその企業か」といった段階で聞かれることが多かったのでこの捉え方は役に立ちました。例えば「なぜ金融か」⇒「なぜ銀行か」⇒「なぜみずほか」といった具合です。当たり前のことかもしれませんが、十分な予備知識があるだけで面接に自信を持って臨めるような気がしました。

 第二に情報のソースは複数確保しましょう。これも当たり前体操だと思ったら飛ばしてください。HPや日経新聞、書籍などのメディアから情報を得ることはもちろん重要ですが、人から直接話を聞くことも重要です。メディアの情報、特にWEB上で得られたものは人から直接聞く情報と異なり、最新で正確な情報でないことが多く、実情を正確に把握できるとは限りません。また、人から話を聞くというのは何も企業の情報を仕入れるだけでなく、自分がどのような仕事に向いているか相談することも意味しています。マ〇ナビやリ〇ナビといった就活サービスの適職診断よりも、付き合いの長い先輩や家族に相談する方がよほど役に立ちます。後輩の就活相談を嫌がるような先輩はKQCにはいないので頼りまくりましょう。申し訳ないとか思わなくて大丈夫です。その代わり後輩に頼られたら同じように手を貸してあげましょう。


※ここでは就活の本格化直前の後輩を想定して、面接対策になるよう書きましたが、日系志望であれば3年夏とかの余裕のある時期はここまで面接を意識しなくてもいいかなと思います。時間に余裕のある時期なので色々な人に会って話を聞いたり、文系であればゼミに注力して面接で話すネタを作ったりする方が後々役立ちます。これらは3年の2,3月あたりにやろうと思っても、説明会やESに追われていたり、OB・OGの方も年度末で忙しかったりして、なかなか出来ない可能性があります。



2:「選考は落ちるのが当たり前」

 就職活動をしていて、ほぼすべての人が「お祈りメール」を受け取る経験をします。最終面接までいってお祈りされるとかなりメンタルに来ます。そんなとき、僕がどのようにメンタルを保ったかをお伝えします。

 まず大前提として、選考に一度も落ちたことがないという人はごくごく少数です。企業によりますが、大体ESから内々定までの倍率は優に50倍や100倍もあります。落ちる人の方が大多数です。確率にして1,2%程度しかありません。ガチャでSSRや星5を引くのと似たような確率です。10連,20連でSSRが出ないのが日常茶飯事なのと一緒で「選考は落ちるのが当たり前」と捉えると、少々時間はかかるものの気持ちを切り替えて次の選考に臨めました。また、人事が落としたということは、その会社に自分が合わない可能性が高いということを意味します。入社しても上手くいかないであろう企業に断られたわけなので、むしろ今後の人生にはプラスだと考えられます。

 僕は就活中こんな風に考えてメンタルを保ちました。もちろん人に話したり、飲み会に参加したりといった息抜きも大事です。4年生の春学期には、ゼミで週2も飲み会をしていました。バカです。(対して選考受けてないのに甘えるなという意見はごもっともです。ごめんなさい。)



 振り返ってみて、やはりもっと色々な企業を受けておけばよかったという後悔はありますが、結局同じ内定先に落ち着いた気もするのでまあいっか、と思ってます。

最後になりましたが、話を聞いてくださった先輩方には感謝しています。ありがとうございました。そして後輩の皆さんの就職活動が上手くいくよう陰ながら応援しています。なんかあったら連絡して下さい。

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